車線境界線の種類と意味は?実線と破線は同じって本当?黄色線は?
白色の実線があったり、破線があったり、黄色の線があったりと、色々な種類の線がありますよね。
それぞれに意味があるんだろなぁ〜とは思うのですが、いままで何となくで過ごしてました。
今回はセンターラインはちょっと横においておいて、車線境界線にの種類についてまとめてみました!
車線境界線とは
車線境界線は、同じ方向に走っている車両通行帯(車線)を隔てる線のことです。
センターラインじゃない線のことですね。
車線境界線には
- 白色の破線(点線)
- 白色の実線
- 黄色の実線
の3種類ありますね!
この3種類について意味の違いをご紹介します!
スポンサードリンク
白色の破線は車線変更しても大丈夫!
この白色の破線は車線変更しても大丈夫です!前の車を追い越すのも問題ありません。
車線の移動に関して何の制限もされていません。
これは何となく感覚でわかりますよね!一番束縛されずに走れるタイプの車線境界線です。
車線境界線の中では一番多く見かけるんじゃないでしょうか。
同じ破線でも、破線が長かったり短かったり、破線の間隔が広かったり狭かったり色々あります。
破線を短くしたり間隔を狭くして、「スピード出しすぎている」という錯覚を与えてスピードを抑えさせる考えがあるそうです。
白色の実線・・・実は・・・
次は白色の実線です。
交差点の手前や、長いカーブなどによく見られます。
実はこの白い実線、破線と同じ意味で車線変更や追い越しなど何ら禁止されていない線なんです。
じゃあ、破線と実線分ける意味ないですよね!
違いはないのですが、あまり車線変更をしないでね・・・という思いが込められているようです。
なので、白色の実線は交差点前やカーブなどに多いんですね。
スポンサードリンク
黄色の実線は車線変更禁止!
黄色の実線は車線変更禁止の区間です。
車線変更どころか線からはみ出すことが禁止されているので、追い越しも禁止です。
自分の車が走行している車線が渋滞していて横の車線がスイスイ進んでいる時でも、黄色の実線の場合は車線変更ができません。
渋滞している列からポツポツと空いている車線に移動して前に進む車がいますが、全部アウトです!
白色の実線と同じように交差点手前で黄色の実線が引かれている箇所がよくありますが、黄色の実線が引かれている直進レーンから右折レーンへ移動すると違反になってしまいます。
間違ったレーンに入ってしまった場合は、法律的には車線変更せずにそのレーンに従ってとりあえず交差点から脱出しないといけません。
白色の破線と黄色の実線が並行している場合もアリ
車線境界線は基本的に1本の線で表現されていると思いきや、白色の破線と黄色の実線が並行して2本並んでいる場合もあります。
その場合は白色の破線側からは車線変更ができるけれど、黄色の実線側の車線からは車線変更ができないという意味があります。
白色の破線側に合流ポイントがあって、黄色の実線側からは少しの間車線変更して来ないで!という場合などで使われているようです。
おまけで・・・車線の内側にある太い点線
たまに見かけるのが車線の内側にあるドットラインと呼ばれる太い点線です。
これは車の速度が出やすい場所で、そのことによる追突事故が多発している場所にあります。
このドットラインは車線を狭く感じさせる視覚効果があり、実際に車の速度は落ちて、追突事故も減っているようですよ。
この線による規則などはありませんが、このドットラインがある場所ではスピードが出やすいんだな、と意識して少しスピードを落とさないといけませんね!
まとめ
免許をとって十数年、これだけ車線境界線について考えたのは初めてです。
今日、運転したんですけど、車線境界線が気になりだして仕方がなくなります。
運転時は交通違反をしないように心がけていますが、主にスピードや信号などわかりやすい違反をしないことだけに意識がついついいってしまいますね。
線の種類や意味など、曖昧な交通法規や交通標記は疑問に思ったタイミングで確認した方がいいですね!
スポンサードリンク