関空の駐車場で無料といえばココ!1週間以上の長期旅行の人にもオススメ。

関西国際空港
空港の駐車場と言えば「めっちゃ高い」というのが相場ですよね。

どの空港もだいたい高いのですが、関空(関西国際空港)の駐車場もやはり高いです。

空港内での買い物などで割引などもありますが、1週間の旅行中に空港駐車場に車を泊めれば1万円越えしてしまいます。

せっかく「格安航空券(LCC)を使って安く旅行をしようっ!」と思っても駐車場料金でこれだけの金額がかかってしまうと意気消沈ですよね。

もちろん、関空まで電車や高速バスで安く来られる人はそれでもいいと思いますが、色々な事情で車を使いたいという人も多いですよね。(現に関空の駐車場は常に混雑しているイメージがありますね。)

実はある方法を使うと駐車場料金が無料になるお得な方法があるのです。

この駐車場が無料になるという方法は人によっては向き不向きがあって、全員にはおすすめできないのですが、この選択肢を知っていて損にはならないので、関空の駐車料金を無料にしたいという人は読んでいってくださいね。

スポンサードリンク

まずは関空の駐車場基本料金を確認しておこう

まずは関空の駐車場料金はどれくらいなのかだけ確認しておきたいと思います。

もしかして「意外と安い」と思って、これなら通常料金で止めてもいいかなっていう人もいるかもしれませんからね。

    普通車
通常料金 15分ごと 100円〜110円
6時間15分超~24時間まで 一律2,570円
最大料金 24時間超(2日目以降) 1日最大1,540円加算
144時間超(7日目以降) 1日最大1,030円加算

どうでしょう?やっぱり高いですよね。

関空に1週間駐車したとして、2,570円(初日) + (1,540円 x 5日) + 1,030円(7日目) = 11,300円 になります。

さらに駐車場は予約できるのですが、予約をするには510円が別に必要になります。

もちろん予約をしていなくても空いていれば止められるのですが、空いていなければかなりピンチですよね。僕だったら不安なのでやっぱり予約はすると思います。(ということで駐車料金に510円追加)

さらには関空連絡橋は普通車で往復920円も必要になります。

パークアンドライドを使う

「関空の駐車場で無料はココ!」とか言いながら実は関空のある空港島まで車で行ってしまうと、無料で駐車できるスペースはありません。

そこで使うのは「パークアンドライド」です。観光地でよく推奨されている方法ですが、観光地などの中心地から少し離れた場所に車を止めて、公共交通機関を使って観光地などの中心地へ行くという方法です。

関空から少し離れたところに車を駐車して他の手段で関空まで行くという方法が今回オススメする方法です。

パークアンドライドなんて面倒だ〜、って僕も普通の観光地では思います。(強引に中心地まで車で行って渋滞に巻き込まれる派です)

でも、この関空のパークアンドライドはメリットが多いのでオススメなのです。

神戸空港からフェリーを使う

パークアンドライド
パークアンドライド、ここでいうパーク(駐車場)は神戸空港です。

そしてライド(乗り物)はフェリーです。

神戸空港(厳密に言うとフェリー会社の駐車場)に車を駐めてフェリーで関空まで行くということですね。

このパークアンドライドの最大のメリットは、このフェリーを使って関空へ行くと駐車料金が無料なのです。

1週間駐車しても無料。2週間駐車しても無料。1ヵ月駐車しても無料です。

1ヵ月ってそれはいくら何でも常識ハズレだろ・・・って思うのですが、公式に

駐車期間が30日を越える場合は事前申請が必要です。

と書いてあるので30日は想定内ですし、1ヵ月を超えるとしても事前申請すれば無料になります。

気になるフェリーの料金は?

関空-神戸ベイシャトル

参照:https://www.kobe-access.jp


駐車場料金が無料になることはわかってけれど、フェリーの乗船料金が気になりますよね。

片道運賃
・大人…1,850円(税込) 小児…930円(税込)

往復割引
・大人…3,000円(税込) 小児…1,500円(税込)

小児料金については次の通り適用されます。

6〜12歳未満(小学生)と座席が必要な1〜6歳未満に適用します。
小学校未就学の1〜6歳未満の幼児で座席不要の場合は大人1名に付き1名無料。
乗船整理券を発行します。

さすがに大人5人の旅となると往復15,000円にもなってしまうので、あまりお得感が無い(下手すれば損をする)かもしれませんが、大人2人旅とか少人数だとお得感がありますよね。

しかも、フェリーって普段乗らないので「乗ってみたい!」って思うのは僕だけじゃないはず。

神戸空港から関空までの所要時間は30分。ちょっとした船旅も楽しめるなんて素敵だと思いますよ。

ちなみに片道だけフェリーで帰りは電車や高速バスを使っても駐車料金は無料になります。

こんな人にオススメ

はじめにも書いたのですが、この駐車場無料作戦(パークアンドライド)はオススメできる人とオススメできない人がいます。

自宅(出発地)と関空の間に神戸空港がある人にはオススメですね。

神戸空港より西側にある姫路や岡山、北側にある丹波や福知山なんてこの方法にはピッタリですよね。

反対に奈良、和歌山からの人にはちょっと使えない方法ですね。

スポンサードリンク

実際にフェリーを使って関空へ行く手順

確実に乗るためにはフェリーを予約する

フェリーは当日に行って空いていれば乗船できますが、満席だと当然乗船できません。

フェリー会社のホームページや電話にて乗船予約ができるので、できれば予約をしておきたいですね。(予約取り消し料金は不要です)

神戸-関空ベイシャトル

予約は乗船日の90日前から各便出航の1時間前まで受け付けています。

だいたい1時間に1本ペースで出航しているので、全く予約が取れなくて乗れないということは無いと思います。(ちなみに2019年7月確認時点で、2019年月末までで満席で予約が取れない便は1つもなかったです。)

当日にフェリー乗り場へ行く

予約したフェリーに乗るためにフェリー乗り場へ行きます。

駐車する場所は神戸空港の駐車場ではなく、ベイシャトルの専用駐車場なので間違えないようにしましょう。

間違えてしまうと駐車料金が無料にならないそうです・・・恐ろしい。

フェリーの受付で正式にフェリー乗船を申し込んでフェリー乗船料金を支払います。(クレジットカードOKです)

駐車券の無料処理も必要なのでここでしておきましょう。30日以上駐車する予定の人は事前に申請しておく必要があるので、受付で合わせて伝えておきましょう。

なお、ホームページによると、出航の5分前には乗船が始まるので、出航の20分前までにお越しくださいとのことです。

余裕を持って到着するのに越したことは無いですが、もし予約したフェリーに遅れてしまった場合でも、他の便に乗せてもらえます。ただ、一応電話で遅れる旨を伝えたほうが確実かもしれませんね。(もちろん飛行機に間に合うかどうかは別問題ですが・・・)

欠航してしまった場合

ただ、当日フェリーに乗ろうとフェリーターミナルへ行ったものの、海が荒れて欠航してしまうということはありえますよね。

その場合は代替手段として高速バスで関空まで送ってもらえます。

ただし、予定所要時間は90分なので、欠航するくらいの天候が崩れる恐れがある場合は早めに到着したほうがいいと思います。

ちなみに予約している場合は、欠航時にはフェリー会社から連絡が行くので安心です。

フェリーに乗って関空へ

あとはフェリーに乗って関空へ行くだけです。

優雅な船旅とは言えませんが、110人乗りの高速艇で30分のちょっとした船旅を楽しめます。

フェリーは関空のある空港島の桟橋に到着し、そこからは専用バスにて各空港ターミナル(第1ターミナル経由の第2ターミナル行き)まで送ってもらえます。

神戸空港までの車でのアクセス

神戸空港まで車で行くには、阪神高速だと生田川出口か京橋出口が最寄りの出口になります。

・3号神戸線(下り)の生田川出口から7km
・3号神戸線(上り)の京橋出口から7km

ベイシャトルパーキングマップ

関空-神戸ベイシャトルの駐車場

神戸空港の駐車場ではなく、必ず関空-神戸ベイシャトルの駐車場に駐車してください。

間違えると無料サービスが受けられず大変なことになってしまいます。

まとめ

関空の駐車場が無料になるよ!という話どうでしたでしょうか。

厳密に言うと関空の駐車場が無料になるわけではないのですし、みんなが使える方法ではないのですが、関空を使う人には是非とも知っておいてもらいたい方法だし、知っていて損では無いと思いますよ。

関空の駐車場代金の他にも関空までの交通費やガソリン代などを考えるとお得だし、船旅も楽しめるのでお得だと思います!

スポンサードリンク

コメントを残す

このページの先頭へ