幻の深海魚、メガマウスザメってどんな魚?気になる熊本地震との関連性は?
2011年の東日本大震災では地震発生1週間前に、茨城県鹿嶋市の海岸に大量にイルカが打ち上げられていた、というのも当時話題になりました。
今回の熊本の大地震のタイミングで幻の深海魚と言われている「メガマウスザメ」が三重県尾鷲市の尾鷲漁港の約5キロ沖の定置網にかかり水揚げされたと、地震報道の裏で少し話題になっています。
メガマウスザメ発見と地震のタイミング
熊本で震度7が発生したのは2016年4月14日21時36分で、メガマウスザメが定置網に掛かっていたのは4月13日(尾鷲漁港に水揚げされたのは4月15日)でした。
地震が起こるのを予知して深海から上の方に浅い場所まで上がってきたのか気になります。
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特徴的なメガマウスザメの風貌
メガマウスザメの特徴はなんといっても名前の通り大きな口です。メガマウスなんてそのままの名前ですね。オオクチザメとも言われてますよ。こんな大きな口をしているので、大きな魚を食いちぎってガブっと丸呑みしそうな感じですが、主食はプランクトンだそうです。
今回水揚げされたメガマウスザメは体長はおよそ5メートルで重さは1トンです。過去最大のものは全長709センチという記録があるので、それに比べれば今回は際立って大きいというわけではありませんが、それでもやっぱり大きいです。
まだまだ謎は多いメガマウスザメですが、人間は襲わないとされています。
一般的な映画ジョーズに出てくるようなイメージのサメではなく、大ナマズのような感じですね。ナマズといえば、地震を予知する魚として有名ですが、なにか関連があるのかもしれません。
その風貌を自分の目で確認したい!という人は沖縄の美ら海水族館や三重県の鳥羽水族館、神奈川県の京急油壺マリンパークなどにメガマウスザメの標本が展示されているのでチェックしてみてくださいね!
僕は以前美ら海水族館行って見たはずなのに記憶に無いです・・・。
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メガマウスザメとは一体どんな魚?幻度はどれくらい?
幻の深海魚や、幻のサメと言われるメガマウスザメ。
一体どのくらい幻なのでしょうか。
メガマウスザメが発見されたのは、1976年にハワイ沖で初めて発見されてから、世界では60例程で、日本では18例目になります。
深海魚ということもあるので、発見されたり水揚げされたりする数は相当少ないですね。そのうちの3割ほどが日本で確認されているというのも興味深いですね。
まとめ
メガマウスザメと熊本地震の関連性はわかりませんが、熊本地震が起こる数週間前に熊本天草市志柿町から300メートル沖合の島原湾で定置網にザトウクジラが掛かっていたそうです。
やはり動物の異常行動と地震の何らかの因果関係について、なかなか解明には至りませんが、とても興味深いですね。
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