葛城山のつつじ、見頃は5月半ば頃?駐車場は混雑するので早朝夕方を狙おう!
奈良県御所市にある大和葛城山(通称、葛城山)はつつじで全国的に有名ですよね。
つつじが咲き始めるゴールデンウィーク終盤頃から見頃になる5月半ばにかけて全国からつつじファンが葛城山に訪れます。
えっ、葛城山がつつじで有名って言っても、近くの公園でも綺麗なつつじは見られるし、各地の浄水場なんかでもつつじの通り抜けなんかしているからわざわざ奈良の不便な山奥まで行かなくても・・・。
なんていう人に葛城山頂にあるつつじ園にはぜひとも行ってもらいたいです。圧巻のつつじを見て、来て良かった・・・ってなると思います。
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葛城山のつつじ
葛城山の山頂周辺一帯がつつじで埋め尽くされています。(山頂はつつじはないです)
葛城山のつつじは「一目百万本」と言われていて、文字通り山肌を真っ赤に染めるほどのつつじが埋め尽くします。
しかも、葛城山のつつじはヤマツツジという種類で、大きいものは大人の背丈以上の大きさのものもあり、その中を通り抜けると上からつつじに襲われるような感覚になります。
公園や浄水場に咲いているきれいなつつじはもちろん植えているつつじですが、葛城山のヤマツツジは全て自生というところがまたすごいですね。
もともとは笹が生い茂っていたところに、突然つつじが自生し出したみたいですよ。
余談ですがヤマツツジの花言葉は「燃える思い」だそうですよ。なんだかステキですね。
葛城山頂まではどうやっていく?
つつじ園まで車で行きたいところですが、車では葛城山麓のロープウェイ乗場までしかアクセスできず、そこからはロープウェイに乗る必要があります。
ロープウェイ乗場(葛城登山口駅)までは、マイカーで来るか、最寄り駅の御所駅から奈良交通のバスを利用するかになります。
ロープウェイ乗場までマイカーを利用
ロープウェイ乗場には120台駐車できる有料駐車場は用意されています。利用料金は1000円です。
しかし、つつじシーズンは120台で収まるはずもなく、駐車場待ちの列が大渋滞となります。
見頃の時期となると、駐車場待ちの自動車が一般道まで飛び出して、どうすることもできなくなるほどひどくなります。
僕は早朝行って、昼頃に帰るというスタイルが定着していますが、帰るときは駐車場待ちの自動車を横目に「うわぁ・・・駐車場までたどり着けるんか・・・」と思いつつ帰っています。
バイクでも行ったことがありますが、バイクだと駐車場待ちの渋滞も関係なく、駐輪場もあるので、バイクで行ける人はバイクもおすすめです。
ロープウェイ乗場まで公共交通機関(電車・バス)を利用
バスの場合は近鉄御所駅から奈良交通のバスを利用してロープウェイ乗場までいけます。
本数は平日は1時間に約1本、土日祝日は1時間に1〜2本程度の運行で、運賃は290円です。
本数は少ないものの、マイカーアクセスを利用できないひとにとっては便利ですね。
デメリットとしては、朝一番の便でも近鉄御所駅8時40分発と少し遅いところと、早朝を選べないので日中はマイカー同様一般道路まで伸びている駐車場待ちの渋滞に巻き込まれる可能性があるというところです。
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ロープウェイも大混雑!
マイカーやバスでなんとかロープウェイ乗場へたどり着けてもロープウェイ乗場でも大混雑しています。
定員51人のゴンドラで、臨時便で通常よりも本数は増やして頑張って運行してくれますが、やっぱり限度がありますよね。
つつじが見頃の混雑時には2時間程待つこともあります。
ロープウェイの料金は片道740円、往復で買うと1250円になり少しお得です。
(子どもは片道370円、往復は630円です。)
駐車場でもロープウェイでも混雑!じゃあどうすればいいの?
気長にのんびり待てるような性格の人や時間を潰すのが上手な人はいつ行ってもいいと思います。
しかし、多くの人は待つことなんて嫌いですよね!!
じゃあ、どうすればいいの?
本当にシンプルですが、早朝もしくは夕方に行くのがおすすめです。
ロープウェイの始発は9時10分なので、遅くともそれまでにはロープウェイ乗場に着きたいです。
できることなら駐車場があふれる可能性も考えてもう少し早く、着いておきたいですね。
そして、つつじの見頃ピークの土日には始発が7時10分になります。土日に行くならこれを狙いたいですね。
しかも、早朝の澄んだ青空につつじの赤がより一層映えるんじゃないでしょうか。
2016年の早朝臨時運行の日が先日発表されました。
臨時運行実施日は
- 2016年5月14日(土)
- 2016年5月15日(日)
- 2016年5月21日(土)
- 2016年5月22日(日)
です。
- 7時10分発
- 7時40分発
- 8時10分発
- 8時40分発
のロープウェイが臨時運転の予定です。
この4日間以外にもお客様の状況によって始発を繰り上げることもある、ということがロープウェイのホームページに掲載されているので、
期待を込めて平日でも早く行ってみてもいいかもしれませんね。
まとめ
葛城山のつつじを見るためには時間をずらして早朝、もしくは夕方に来るのが一番です。
10時から14時頃のロープウェイ乗場は近づかないほうがいいです。本当に大混雑です。
団体の観光客がバスで来る前になんとかロープウェイには乗ってしまいたいですね。
つつじの見頃は毎年だいたい5月の半ばで大きくずれることはありませんが、本当に綺麗な見頃な瞬間に行きたい!!といういう人は
葛城高原ロッジのホームページ(http://www.katsuragikogen.co.jp/)で随時つつじの様子を伝えてくれるのでチェックしてみてくださいね。
それでは、葛城山のステキなつつじを楽しんできてください!
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