新しい「図書カードNEXT」はチャージ式じゃないの?メリットあるの?磁気式図書カードはどうなる?
ちょっと存在感のない図書カードですがみなさん持っていますか?
企業のアンケートや自動車保険の見積りなどで販促品として少額の図書券なんてもらえたりしますよね。
本好きで本をたくさん買う人は、チケットショップで額面より少し安く買って賢く本を買う人もいますよね!
そんな一部の人に愛されている図書カードですが、2016年6月、新しくバージョンアップして登場しました!
その名前は「図書カードNEXT(ネクスト)」です!
大きな特徴は、図書カードNEXTのカードにはIDがふられていて、ウェブサイトで図書カードの残額が確認できるそうです!
じゃあ現金をチャージしてSUICAやICOCAのように使えるのかな。
それともAmazonギフトカードやiTunesカードのようにカードを購入してチャージするのかな。
いえいえ、ちょっと思っているのと違うようです・・・悪い意味で、です。
図書カードNEXTについて調べていくと、ユーザーにとってはあまりメリットがないのでは・・・?と感じてきました。
図書カードNEXTについて、調べたことをまとめてみます!
あと、現行の磁気式図書カードのこれからについても合わせて調べてみました!
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図書カードNEXTの使い方
図書カードNEXTの使い方について、解りやすい動画があったので、みてもらうと簡単な使い方はわかると思います。
簡単な流れは
本屋さんで図書カードNEXTを購入(もしくは貰う)
↓
レジで提示し、機械に通す(残高を確認)
↓
本を購入する(残高があれば次回使える)
と使い方の流れは磁気式図書カードと全く変わりません。
ユーザー視点で変わったことは「残高をウェブサイトで確認できる」ということくらいです。
残高をウェブサイトで確認する・・・とくれば、SUICAやICOCAなどの現金チャージや、AmazonギフトカードやiTunesカードなどカードを購入してIDを入力してチャージというのを想像しますよね!
なんとこの図書カードNEXT、チャージ機能はないそうです。
ただ、ウェブサイトで残高を確認できる、というメリットだけです。
本屋のレジで尋ねると磁気式同様残高を教えてくれるし、別にウェブサイトで見るメリットなんてないですよね。
ウェブサイトでは利用した書店名や日時、金額を確認できるそうですが、少なくとも僕はいらないですね。
図書カードNEXTの惜しい点
上記のようにチャージができれば、図書カードが大きく飛躍しそうだったのですが、今回のバージョンアップは残念感が漂います。
チャージができない以外にも残念な点をいくつか挙げていきます。
- 使うカード毎にIDが異なり、そのIDはユーザーと紐付けることはないので、過去の履歴を確認するためには使ったカードを残しておくかIDとPIN番号(PASSWORD)を記録しておく必要があります。
- 磁気式図書カードは有効期限が無いのに対し、図書カードNEXTは10年の有効期限が設定されました。有効期限のある図書カードNEXTはチケットショップでも扱いにくくなりそうです。
- 磁気式図書カードはパンチ穴でだいたいの残額がわかりますが、図書カードNEXTは見た目から残高が予想できません。かなり不便です。
なんだかユーザーにはメリットがないですよね。
本屋さんの事情はわかりませんが、本屋さんにとって何かメリットあるんでしょうか?なさそうですけど…。
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磁気式図書カードの扱いはどうなるの?
磁気式図書カードは2016年6月で販売を終了します!ほぼ強制的に図書カードNEXTへ移行ですね。
えっ、いまの磁気式図書カードはどうなるの??まさか使えなくなるのでは?
いま手持ちの磁気式図書カードは有効期限なしで使えるそうですよ!
また、参考までに図書カード以前の紙の図書券もまだ使えるそうです!
図書カードを愛用している人は、有効期限のない磁気式図書カードを買い込んだ方が良いかもしれませんね!
まとめ
残高を含めたカード自体をサーバーで管理するのは、偽造防止の意味が大きいのかな・・・とは思いますが、やはりなぜ図書カードをチャージ式にできなかったのか、、、これは本当に悔やまれます。
ただ、実際のところチャージ式にしたとしても、図書カードを積極的に購入して使う人はそれほどいなくて、需要があまりないといえばないのかもしれませんね…。
図書カードを発行している日本図書普及株式会社は図書カードはあくまでも贈答品としてのアイテムであって、自分で繰り返して購入する実用的なものとしては想定してないですからね。
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