桜前線は1日でどれくらいの速さで進むの?梅前線よりもスピードは速い?

桜の開花

毎年、3月半ばから終わり頃にかけて桜の開花発表がされます。
東京なら靖国神社、大阪なら大阪城公園、各地の基準となる桜の木(標本木)で5〜6輪花が咲けば開花発表となります。

まずは日本列島の南側、四国から開花発表されるのが一般的です。
桜前線はそこからじんわりじんわりと北上し、各地で春はまだかと首を長くして待っている人たちの元へ桜の花を届けにいきます。

桜の開花を運ぶ桜前線。気になるのはその桜前線の速さじゃないですか?
まだ花見まで日にちがあるのに、四国では開花発表されちゃった!とかなるとちょっと焦ったり、もっとスピード落としてくれ〜なんて願ったり。

というわけで、少し桜前線の速度について調べてみました。

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桜前線のスピードは?1日でどれだけ進むの?

桜前線のスピードは天候などにも変わってきますが、1日で進む距離は20km程とされています。
だいたい1週間から10日程で桜前線は関東に上陸する計算になります。

そのままのスピードを保って北上を続けると思いきや、そこからスピードは遅くなるんです。
もう春と言っても関東以北の北陸や東北はまだまだ桜にとっては寒いんでしょうね。

津軽海峡を渡って北海道へ上陸するのは5月の上旬、ゴールデンウィーク頃になります。
本州に住んでる僕からすれば、5月はとっくに葉桜になって新緑の季節なのに、その頃北海道では桜が満開なんて、日本の縦長さを実感しますね。

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桜前線が梅前線を追い抜く?

ところで、梅の開花は桜よりもだいたい1ヶ月程早く発表されますよね。
その後、桜前線同様に梅前線も北上をしているのですが、その北上速度は1日に15km!桜前線よりも速度は遅いんです!

梅前線は桜前線よりもスピードが遅く、北上が終わるまでに途中で抜かされてしまうのです。
本州に住んでいると、梅の季節が終わって桜の季節がやってくるというのは常識なんですが、梅と桜の順序が逆っていうところもあるんですね。

ちなみに福島県に三春町(みはるまち)という場所があるのですが、そこは桜と梅と桃が同時に咲くので3つの春が同時にくるということから三春という名前になったという言われがあるらしいですよ。きっと綺麗なんでしょうね!一度行ってみたいです。

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