選挙制度改革のアダムズ方式とは何?計算例を使ってわかりやすく説明します。

選挙制度改革たびたびニュースで取り上げられる選挙制度改革に関する話題。
選挙制度改革関連のニュースは、一般生活では馴染みのない言葉が飛び交います。

その中で最近よく耳にするのは、「アダムズ方式」という言葉です。
アダムです、アダムではありません。念のため。

自民党は選挙制度改革の中で「アダムズ方式」とやらを採用するのを嫌がっているようなことはニュースでわかったのですが、そもそもアダムズ方式って何だ?という疑問が当然湧いてきたので、調べてみました。

恐らく政治学なことになると僕みたいな素人の手に負えるようなものではないと思います。
ここではシンプルにアダムズ方式の核の部分について計算例を使って極力わかりやすく説明したいと思います。

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アダムズ方式の特徴を簡単に言うと・・・

アダムズ方式はアメリカ大統領のアダムズが提唱した議席分配方式の一つです。
特徴は「人口に応じた議席配分をする」ということです。

人口に応じた議席配分をするなんて、当たり前に行なわれていると思いますよね。

現行の「一人別枠方式」ももちろん人口に応じた議席配分を考えられている方式なのですが、各都道府県の人口差が大きくなっている現状で「一票の格差」が目立つようになり、「これではだめだ!」と新しく検討しているのがアダムズ方式というわけなんですね。

(補足)「一人別枠方式」
各都道府県に定数1を与え、残りを各都道府県の人口比率で分配する方法で、「一票の格差」の根源ともされています。

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アダムズ方式の計算例をわかりやすく

アダムズ方式

出典:http://mainichi.jp/

毎日新聞に掲載されていた人口例をもとにわかりやすく説明しますね!

例ではA県、B県、C県の3つの県からなるD国の話ですが、頭の中で日本国47都道府県に置き換えてくださいね。

(前提条件)
A県人口250万人、B県人口200万人、C県人口150万人、D国(3県人口合計)600万人で、議員定数10とします。
(計算式)
県人口 ÷ 基準値 = 議席数(少数点切り上げ)

D国は600万人で議員定数が10なので、仮に基準値を600万÷10=60万で60万とします。

A県は250万÷60万=4.1
B県は200万÷60万=3.3
C県は150万÷60万=2.5

となり、それぞれ少数点切り上げなので、議員数はA県5人、B県4人、C県3人となります。
でも、これだと議員数は12人となり、議員定数10を2人オーバーします。

基準値を65万とか75万とか変更することによって、議員数の増減が可能です。
この基準値を柔軟に変更することで、議員の数を変更できるというのがアダムズ方式の肝ですね。

この例では基準値を70万にすることで、議員数は10名になりました。

なぜ自民党は「アダムズ方式」に消極的なの?

アダムズ方式を用いて議員定数を減らそうとすると、どうしても人口の少ない地方の議員数が減ることになるからなんです。
自民党で地方に地盤をもつ議員を中心に反対の声があがっている、ということなんですね。

ただ、だいぶ先にはなりますが自民党もようやくアダムズ方式を採用することを認めたので今後はいつから採用されるかが焦点になりそうですね。

まとめ

政治のニュースは興味をもって見る方ですが、いまいち選挙制度改革についてはよくわからないまま放置してました。
今回、ニュースで「アダムズ方式」が気になり、調べたことで選挙制度改革についてもっと調べたくなりましたね。

選挙制度に関しては小選挙区制度や比例代表制度に関してなど、まだまだ問題を抱えていると思うので追いかけていきたいと思います。

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