年越しそばはいつ食べるのが正しい?という論争は終わりにしよう!
「年越しそば いつ食べる 正しい」
「年越しそば 食べる 時間」
他人事のように語っていますが、そんな私も毎年これらの言葉を検索している気がします。
子供の頃からずっと、大晦日の紅白歌合戦が終わって「ゆく年くる年」で除夜の鐘が鳴っている間に年越しそばを食べていました。
時間にすると23時20分頃から年越しそばがテーブルに並び始め、23時50分頃に食べ終わるような感じです。
「早く食べないと除夜の鐘が鳴り終わるわよ〜」なんて言われて急いで食べたのを覚えています。
もちろん、この頃は年越しそばはいつ食べるのが正しいのだろう?なんてことは思ったことは一度もなく、日本中の人がこのタイミングでそばを食べていると信じて疑いもしなかったです。
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いつ食べるのが正しいのかわからなくなったのは結婚してから
結婚して夫婦ではじめて年越しを迎えることになり、そこで問題が発覚しました。
年越しそばを食べるのは年が明ける直前に食べるのが正しいと信じて止まない私に対し、年越しそばは夕食として食べるという妻の対立。
夕食に食べると「除夜の鐘が鳴り終わる前に食べ終わらないとだめだよ!」みたいなドキドキ感もないし、夜中に食べるという特別感もないので、
「絶対に年越し寸前に食べるのが正しいに決まってる!」とかなり自信があったのですが、妻曰く
「年越しそばはいつ食べるとか決まっていない。昼に蕎麦屋さんで食べる人もいる」、、、あぁ言い返せない。
「夜中に蕎麦食べると太るだろ、正月はおせちも食べまくるからただでさえ太るのに」、、、ぐぬぅ。
年越しそば、いつ食べるのが正しいのか徹底的に調べてみました
言い返せないから「他の人も年越し直前に食べるって言ってる!」という証拠をネットで見つけようと
「年越しそば いつ 正しい」
「年越しそば 年越し 直前」
「年越しそば 夕食 あり得ない」
なんて調べてみても、結局出た答えは
「昼食でも夕食でも年越し直前でもいつでもいい」
でした。
ただ、年が明ける前にさえ食べればそれでいいということでした。
(年が明けてから食べるという地方もあるそうで・・・)
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年越しそばの由来からいつ食べるのが正しいか割り出してみた!
いつ食べるのが正しいか明確にしている情報は無かったです。
情報が無いのなら、自分が年越しそばの由来をもとに論理的に組み立てて年越し前に食べるのが正しいことを証明してやろうと思って由来を調べてみました。
ふむふむ、江戸時代から年越しそばの風習は始まったんだな。
それで、その由来は?どういう想いを持って昔の人は年越しそばを食べたんだろう。
「蕎麦は細く長いから延命・長寿を願ったもの」
ふむふむ、深イイ話だな。
「蕎麦が切れやすいことから、その年の苦労や借金を切り捨てて翌年に持ち越さないように」
ん?まあそうだな。でも切れやすいとなると長寿の話と整合性が・・・
「ソバは風雨に叩かれてもその後日光を浴びると元気になることから」
えっ、年越しそばの由来って何個あるの?
「蕎麦が五臓の毒を取ると信じられていたことに由来する説」
「金銀細工師が金粉銀粉を集める為にそば粉の団子を使用したことから金を集める縁起物である」
由来多すぎ!!どれかにまとめてー
まとめ
由来がこんなにたくさんあるのなら、食べる時間が決まっているはずないですよね。
元旦に食べる地方や、蕎麦の変わりにうどんを食べる地方もあったり、地方によって変わったりもします。
年越しそばを食べる時間は、正しい決まった時間なんてものはなくて、その家庭ごとの違いがあっても自然なのかな、と思えるようになりました。
といいつつ、本音は年越し前に除夜の鐘を聞きながら食べたいけどね!
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