メラニンの元になるチロシンは必要?白髪とシミの予防について
チロシンってとっても不思議な物質なのです。
「チロシンを積極的に摂りたい」人もいれば、「チロシンを極力摂りたくない」という人もいます。
積極的に摂りたい人はチロシンのサプリメントがあるので、そこから摂取します。
逆に極力摂りたくないという人は、チロシンが多く含まれる食品は避けたりします。
チロシンが多く含まれる食品は、チーズなどの乳製品や納豆、大豆などの豆製品、他にもバナナやリンゴやたらこなどに多く含まれます。
どうして同じ物質なのに、これほど人によって扱いが変わってくるのでしょうか。
チロシンについて、白髪とシミの観点からまとめてみました。
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そもそもチロシンとは?
チロシンってそれほど知られている物質ではないですよね。
もしかして、今回初めて聞いたという人もいるんじゃないでしょうか。
チロシンと強い関係のある物質は「メラニン」です。
「メラニン」は多くの人が聞いたことのある名前じゃないでしょうか。メラニン色素って聞きますよね。
実はそのメラニン色素の元(材料)になるのがチロシンなのです。
ざっくりと言ってしまうと、メラノサイト(メラニン細胞)という細胞がチロシンからメラニンを生成するんです。
つまりチロシンが必要な人、不要な人というのはメラニンが必要な人、不要な人と言えますね。
メラニン色素って嫌われもの?
メラニン色素って、美容に興味のない、特に男性は「聞いたことあるけど・・・なにそれ?」という人も多いと思います。
美容に大敵の「シミ」とメラニン色素は切っても切れない関係なのです。
皮膚に存在するメラニンがシミとなるんです。
これを嫌う人は「チロシンは摂りたくない!」「メラニンは嫌だ!」という人ですね。
一方、メラニンは髪の毛にも存在し、メラニンが髪の毛を黒くしています。
つまり、メラニンが少なくなると白髪になるというわけです。
メラニンが少なくなるというのは、理由は大きく2つあって、
- チロシンの摂取が少ない
- メラノサイト(メラニン細胞)のメラニンを生成する機能が低下
の2つです。
チロシンがあっても、メラノサイトが機能していないのでメラニンが生成されないということもあるんですね。
とはいえ、チロシンがなければメラニンが生成されることはないので、白髪に悩んでいる人、白髪の悩みを解決したい人は「メラニンが欲しい!」「チロシンを摂りたい!」となるわけですね。
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チロシンは人間にとって必要
シミを作りたくない!という人はメラニンを作らなければいいんだから、チロシンなんていらないよね!となってしまいがちですが、そうではありません。
メラニンは肌にとって重要な役割を担っています。
メラニンは単独でシミにはなりません。紫外線を受け続けることでメラノサイトが暴走して、シミができてしまうんです。
それどころか、メラニン自身は紫外線から肌を守ってくれる重要な役割があるのです。決して悪役ではないのです!
白髪の予防はしたいからチロシンは摂りたいけど、、、シミは作りたくないからチロシンは摂りたくない、、、なんてキツい選択を迫られていると感じますが、紫外線対策さえきっちりすればチロシンは摂取すべきというのが正しいのです。
まとめ
チロシンは白髪予防というのは前述の通りですが、憂鬱で気分が落ち込んでいる人や、集中力をアップさせたい人、コレステロール値がきになっている人にも良い効果があるとされている優れた物質なのです。
過剰に摂るのはどんなものでも良くないですが、ほどほどにチロシンは摂取していくのがいいですね!
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