2019年正倉院展の日程や混雑状況、お得なチケット情報も

正倉院
今年2019年も奈良公園内にある奈良国立博物館で第71回正倉院展が開催されます。

毎年コンセプトを決めて正倉院の宝物の一部を公開しているのが正倉院展ですが、とにかく例年混雑がものすごいです。

毎年公開(出陳)される宝物が変わり、「今回の出陳を逃すと次は20年〜30年後にしか見ることができない」という宝物も当たり前のようにあるので、毎年必ず訪れるという人も多いでしょうね。

2019年度は令和元年・天皇陛下の御即位記念と銘打っての開催となるため、例年よりも増して混雑するのではないでしょうか。

奈良公園に行ったからついでに正倉院展に寄ってみよ〜なんて気にもならないくらい混雑です。

正倉院展へ行く場合は、混雑を避けて空いている時間帯を狙いったり前売りチケットを買ったりと計画を立てて行った方がいいと思います。

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御即位記念第71回正倉院展について

2019年正倉院展についての日程や時間などの概要は次の通りです!

名称:御即位記念 第71回 正倉院展

日程:令和元年(2019年)10月26日(土)〜令和元年(2019年)年11月14日(木) 会期中無休

時間:9:00〜18:00(最終入館は閉館30分前まで/金曜日・土曜日・日曜日および祝日[10月26日(土)・27日(日)、11月1日(金)・2日(土)・3日(日・祝)・4日(月・祝)・8日(金)・9日(土)・10日(日)]は20:00まで開館)

場所:奈良国立博物館 東新館/西新館

観覧料金:一般1100円/高校生・大学生700円/小学生・中学生400円

2019年は20日間の日程で開催されます。2017年、2018年と17日間の日程だったので例年よりも3日多いですね。

赤漆文欟木御厨子正倉院に保管されている奈良時代の数千点にも及ぶ工芸品や舶来品などの宝物のうち、2018年度の出陳宝物は56件で、そのうち初公開の宝物は10件でした。

2019年度の具体的な出陳宝物の数などは公開されていないようですが、正倉院宝物の成り立ちを示す宝物や宝庫を代表する宝物、シルクロードの遺風を感じさせる宝物が出陳されるとのことです。

私自身、歴史的な宝物に関しての知識はありませんので、何がどうすごいのか語れないのが残念なのですが、知っている人からすればすごいのでしょうね!

2019年度の正倉院展では次のような宝物が展示されます。

  • 七條刺納樹皮色袈裟(しちじょうしのうじゅひしょくのけさ)
  • 赤漆文欟木御厨子(せきしつぶんかんぼくのおんずし)
  • 金銀平文琴(きんぎんひょうもんきん)
  • 鳥毛立女屏風(とりげりつじょのびょうぶ)
  • 礼服御冠残欠(らいふくおんかんむりざんけつ)
  • 天平宝字二年十月一日献物帳 藤原公真跡屏風帳(てんぴょうほうじにねんじゅうがつついたちけんもつちょう
     ふじわらこうしんせきびょうぶちょう)
  • 紺玉帯残欠 (こんぎょくのおびざんけつ)
  • 螺鈿箱(らでんのはこ)
  • 金銀花盤(きんぎんのかばん)
  • 紫檀金鈿柄香炉(したんきんでんのえごうろ)

それぞれがどんな宝物でどんな価値があるのか、読み方すらもわからないですけど、みなさんそんなものですよね(笑)
個人的には正倉院展に行って、ビビっと来た宝物だけでも頭に入れておけばいいかなって思っています!

ちなみに2018年の宝物は次のような展示でしたよ。

  • 平螺鈿背八角鏡(へいらでんはいのはっかくきょう)
  • 山水図(さんすいず)
  • 繡線鞋(ぬいのせんがい)
  • 櫃覆町形帯(ひつおおいのまちがたのおび)
  • 玳瑁螺鈿八角箱(たいまいらでんはっかくのはこ)
  • 沈香木画箱(じんこうもくがのはこ)
  • 雑葛形裁文 (ざつかずらがたのさいもん)
  • 錦紫綾紅臈纈絁間縫裳(にしきむらさきあやべにろうけちあしぎぬのまぬいのも)
  • 磁鼓(じこ)
  • 新羅琴(しらぎごと)
  • 白銅剪子(はくどうのせんし)
  • 華厳経論帙(けごんきょうろんのちつ)
  • 犀角如意(さいかくのにょい)
  • 仏像型(ぶつぞうのかた)
  • 続々修正倉院古文書 第四十帙第一巻(ぞくぞくしゅうしょうそういんこもんじょ)

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混雑を避けるためにできることは?

正倉院展は常に混雑していますが、その中でも混雑を避けるためにできることがあります。

チケットは前売り券を購入しておく

正倉院展では前売り券を販売しています。
前売り券は、当日チケットを購入するよりも100円安くなるというメリットはありますが、他にも当日に現地でチケット購入で並ばなくても良いので、早く観覧できます。

正倉院へ行くことが決まっているなら、間違いなく前売り券をオススメします。

狙う時間はツアー客を意識して

旅行会社でも正倉院展の観覧ツアーは組まれています。

その観光ツアー客と同じ時間帯になってしまったら、並ぶ時間が2時間、3時間となってしまうこともあるので、ツアー客が少ない時間帯を狙うのがオススメです。

まずは、朝一番の時間帯です。
開館の9時到着を目指してくる人が多いので、それよりも少しだけ前、開館の15分や30分前に来るだけでも入場に並ぶ時間や込み具合は大きく変わってきます。

開館前の少し前に到着するくらいを狙ってみましょう!

次は、昼休憩の時間帯です。
ツアー客が昼ごはん休憩をとることの多い、12時〜13時頃が比較的空いています。
ちょっと早めに昼ごはんを済ませて、もしくは空腹を我慢してこの昼ごはんの時間帯を狙ってみましょう!

そして、夕方の時間帯です。
日帰りバスツアーの場合は、だいたい昼過ぎ・夕方前には奈良公園を出発することが多いので夕方はツアー客は少ないです。

また、夕方は一般客も少なめなので、昼間に比べてスムーズに観覧できます。

正倉院展を少しでもお得に観覧できるチケット

事前に購入できる「前売り券」

正倉院展を観覧することが決まっているのであれば、前売り券は間違いなく買っておいた方がいいです。
安くなる金額は100円ですが、前売り券を持っていれば、チケット購入窓口には並ばすに済みますからね!

前売り券料金:一般1000円/高校生・大学生600円/小学生・中学生300円/親子ペア1100円
※親子ペア券は一般1名と小学生・中学生1名がセットになっていて、200円お得です。

販売日:2019年7月19日(金)〜2019年10月25日(金)

販売場所:奈良国立博物館観覧券売り場(※親子ペアは販売していません)、チケットぴあ・ローソンチケット・セブンイレブンなどの各プレイガイドや各コンビニ

ササッと見たい人は「オータムレイトチケット」がお得

閉館2時間半前に現地チケット購入窓口で販売開始し、閉館1時間半前から入館ができるという「オータムレイトチケット」はとてもお得です。
閉館1時間半前からしか入館できないので、観覧時間は最長1時間半ですが、比較的空いている夕方、しかも安い料金でササっと見たい人にはオススメです。

開館時間は平日は18:00までなので、16:30からの入館ですが、金曜日・土曜日・日曜日・祝日(文化の日)は20:00までの開館なので、入館は18:30からとなります。
平日のオータムレイトチケット時間よりも遅いので、その時間帯は空いているという情報もあります!

オータムレイトチケット:一般800円/高校生・大学生500円/小学生・中学生200円

販売:閉館2時間半前から(金曜日・土曜日・日曜日・祝日:17:30〜、その他平日:15:30〜)

入館:閉館1時間半前から(金曜日・土曜日・日曜日・祝日:18:30〜、その他平日:16:30〜)

まとめ

今回は正倉院展の日程や混雑回避情報、前売りチケットやオータムレイトチケットの情報をご紹介しました。
慢性的に混雑しているイメージの正倉院展ですが、実は「空いていた!」という口コミも結構あったりします。

うまく空いている時間や曜日を狙って、楽しい正倉院展観覧をしてくださいね!

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