お遍路を逆回りする「逆打ち」が閏年の今年は大人気。そもそも逆打ちとは?

No 2016-06-01 16.03.11

四国の霊場八十八箇所を巡ってお参りをするお遍路は有名ですよね。

お遍路の基本は1番札所の霊山寺から88番札所の大窪寺まで順番に巡ってお参りをします。
しかし、その通常のお参りの仕方(順打ち)とは逆に88番札所の大窪寺から始め、1番札所の霊山寺までお参りをする「逆打ち」とよばれるお遍路の方法もあります。
そして、その逆打ちが今年は大流行しているのです。
2016年の今年に逆打ちが大流行している理由をまとめてみました!

その前にまずは、簡単にお遍路について確認したいと思います。

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お遍路とは一体なに?お遍路をするとどうなるの?

菅直人さんお遍路は四国巡礼とも言われたりしますが、弘法大師空海にゆかりのある四国の霊場を巡礼することを「お遍路」といいます。

お遍路は、家内安全や先祖供養などの現世や将来を祈りながら回る巡礼で、八十八箇所まわるとご利益があるとされています。
最近ではツアーなどの旅行、健康のため、パワースポット巡りなど、少し目的も変わってきているようです。
自分を見つめ直すためにお遍路をする「菅直人さん」や「清原和博さん」のような人もいますね。

さて、順序通り巡ることを「順打ち」、逆周りで巡ることを「逆打ち」といいますが、特に順番通りに回らないといけないということはありません。
また、一度で回りきることを「通し打ち」と言い、その通し打ちをする必要も無く、「区切り打ち」と言われる何度かにわけて巡礼するという方法でも全く問題ないですし、区切り打ちも一般的になっています。

順打ちで巡礼した場合、だいたい1100kmから1400km程の距離を巡礼することになります。
お遍路のイメージとしては白衣(びゃくえ)という白い着衣を来て菅笠(すげがさ)を被り、金剛杖を手に徒歩で巡礼するイメージがありますよね。

しかし、お遍路ツアーと称して、観光バスでのツアー客も増えているので、服装も様々です。
白衣とまでは行かないまでも、落ち着いた色の服装でお遍路している人も多いですね。さすがに赤やピンクなどの明るい色は避ける人が多いと思います。

そしてお遍路の手段も徒歩だけでなく、自転車やバイク、マイカーやタクシー、バスなど、手段は多岐に渡っています。
先日テレビでお遍路の専門家が「車でお遍路をしてもご利益は同じです」と言っていましたが、さすがに徒歩でのお遍路と車でのお遍路のご利益の違いは同じということはないだろ〜、とは個人的に思っています。

ちなみに、八十八箇所を回るのに一般的には徒歩だと45日〜50日、車だと1週間から10日ほどかかるとされていますね。
霊場は基本的に辺鄙なところにあるのが多いので車でも結構大変です。

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なぜ逆打ちがなぜ流行しているの?そもそも逆打ちとは?

通常は弘法大師空海が回った順番の「順打ち」で回る人が多いのですが、今年2016年は「逆打ち」の人が相当増えているようです。

かつてはお遍路を逆に回ると不幸なことが起こる・・・そんなイメージもありました。昔の人は今でも逆打ちを嫌う人もいるようです。
映画化もされて話題になった坂東眞砂子の「死国」では死者を蘇らせるために逆打ちをするという話でしたが、そこで逆打ちを知った人も多いのではないでしょうか。

逆打ちは順打ちでお遍路をしている弘法大師空海と出会えるという考えから生まれました。
また、弘法大師空海に会うためにお遍路を始めたといわれる「衛門三郎」という人物が「弘法大師空海と同じ回り方で回っていても弘法大師空海には会えない」と悟り、閏年に初めて逆打ちを行い弘法大師空海に会えたという伝説があります。
そこから閏年に逆打ちをすると弘法大師空海に会えるということで、通常のご利益の3倍のご利益を得られると言われています。
だから、今年2016年に逆打ちをする人が多いんですね。

さらに今年2016年に逆打ちをする人が多い理由があります!

さらにその「衛門三郎」が弘法大師空海に会えたのは60年に1度の「丙申(ひのえさる)」の年だったということで、丙申の年はご利益が5倍とも言われています。
ご利益3倍とか5倍とか何だか節操がない話になってきますが、だから今年はお遍路が話題になっているんですね。

ちなみに次回の丙申は2076年です。今年はお遍路においてとても意味のある1年なんですね。

まとめ

今年は「お遍路ツアー」などたくさんイベントが組まれて、霊場八十八箇所に次から次へと観光バスが押し寄せています。
「観光バスで2、3箇所お遍路してきたよ!はいっ、おみやげの讃岐うどん〜」っていうのは何だかイメージしているお遍路とは少し違うんですよね。

とはいえ、お遍路ツアーは各旅行会社からものすごい数が企画されて販売されています。
こんなお遍路ツアーでご利益とか言うのはおこがましいですが、お遍路とはどのようなものか、雰囲気を味わうのにはお遍路ツアーはいいのかもしれませんね。

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